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ストーリー |
銀河を駆ける種族がこの世を去った。 彼らに置き捨てられた無人兵器群は 処分しようにも抵抗する、 制御しようにも凶暴すぎる、 ようするに置き捨てられるべくして 置き捨てられたのだ。 無人兵器群…奴等は、それでも あの星に釘付けられている。 あの星のあたりをみよ。 我々は奴等を完膚なきまでに 破壊しつくし根絶やしにするため、 ああして戦い続けている。 めぐるましく飛び回る戦闘機の、 羊追いのごとく奴等を追いまわし あの星へと追い返す姿をみよ。 ![]() だから老いた羊追いが死ぬときは、 選び抜かれた君のような若者が、 羊追いの遺志を継いでゆくのだ。 無責任な銀河の流浪者が 残していった無人兵器群… 我々は奴等をこう呼ぶ。 「イビルアルマダ(邪悪な艦隊)」 何度も何度もあの星へ飛び立ち 戻っては飛び立ち戦い続けよ。 今日も明日も明後日も。 |